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T2351Wでdesktop iPad [日記]

 最近急に目が見えにくくなりました。特にちょっと暗い時の小さな字が全く見えません。認めたくはないのですが、いわゆる老眼という物のようです。幸いにも仕事には差し障りがない程度なので老眼鏡はつかっていません。もともと近視なので、作るとしたら遠近両用になるのですが。
 
 目が見えにくいと勉強意欲にも影響があります。以前計算練習のため、受験時代に使っていた東京出版の「大学への数学 日々の演習」とか「解法の探求Ⅰ、Ⅱ」をやろうと思った時期がありました。学生の時、難問をエレガントな解法で解いてみせる「大学への数学」はあこがれの雑誌でした。細めの活字で印刷されていて、その活字自体も知的な感じがしていました。しかし今読もうとすると、その細めの活字が非常に見にくいのです。とくに添え字や2乗、3乗といった方の文字等最悪です。そんなわけで「日々の演習」を断念しました。一番の問題は難しすぎたことですが。。。
 
 iPadが出たときは非常に惹かれました。指だけで自由に拡大縮小ができるなんて、老視の自分にはとても便利な道具に思えました。問題はiPadの画面サイズです。読書するときページ全体、できれば見開きで見たいと思ってしまいます。そう考えるとあのサイズは少し小さいのです。出歩いたり、外で見るためにはあのサイズが良いのでしょうが、卓上で使うためには物足りません。
 
 以前にも書いたように、ブルーレイを再生するため新しいモニタを探し始めました。その時NANAOの液晶モニタ「T2351W」を見つけました。マルチタッチ対応で2本指で拡大縮小ができる、スタンドが傾いて書籍のように閲覧できる、長時間でも疲れないPaperモード搭載、とまるでdesktop iPadといったモニタです。問題点は値段が高い、HDMI端子が一つ、スピーカーがモノラル、表面グレア仕様といった所です。マルチタッチ対応でない「FS2331」と悩みました。FS2331ではHDMIが2つ、ステレオ、ノングレア、値段が2万近く安いと魅力的です。色々悩んだのですが、最後は勢いでT2351にしてしまいました。
 
 大きい画面はやはり良い物です。右側にweb、左側にエディタを開いて、webを参照しながら入力できるのはかなり快適です。以前使っていたモニタも使って2画面表示にしようと思っていたのですが、これだと広すぎてしまって使い勝手が良くありません。以前勤めていた会社で電子回路の設計をやっていました。その時使っていたCADが、回路表示用の大きいモニタとコマンド入力用のサブモニタがあり、非常に使い勝手が良かったです。そのイメージがあり、マルチモニタを考えていたのですが、普通の個人使用ではフルHDモニタが一つあれば十分なようです。
 
 HDMI端子はとりあえずPS3位なので、とりあえずは問題ありません。気になったのがグレアです。部屋の電気が画面に映ってしまい、かなり気になります。部屋の電気を消して、スタンドの電気の角度を調節してやりくりしています。タッチ画面のためにはグレアになってしまうのでしょうが、残念です。
 スタンドも傾けてみました。たしかに書籍を見るようになり快適なのですが、机の上がモニタで占拠されてしまいます。ノートを取りながらの読書には向かないようです。色々角度を調節してみて、6段階の角度のうち2番目に垂直に近い所にしています。
 マルチタッチは思ったより素早く動きます。ソフトにより対応していなかったり、違う動作をするものもありいらいらします。また慣れの問題なのかもしれませんが、拡大しすぎたり、元に戻そうとして縮小しすぎたりしてストレスを感じます。
 
 やっぱり普通の書籍が良いと感じてしまいます。悲しいけどアナクロですな。




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