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宮崎美子という衝撃 [日記]

 斉藤とも子さんのことを思い出していると、高校生の頃が懐かしくなってきます。私の年代の人では、あのCMに衝撃を受けなかった人はいないのではないでしょうか。今みてもすてきな笑顔です。
 http://www.youtube.com/watch?v=a-8GFhYSct0

当時はTVや漫画でいろいろパロディが出ていたような気がします。wikipediaの記事を見て、そういえばそんなのもあったなと思います。しかし、私にとって、このCMから連想されるのは、岩井俊二監督の映画「ラブレター」です。非常に重要な小道具としてこのCMが使われています。

 以前友人たちに、今まで見た映画でよかったものを3本あげるとするとどんな映画と聞いていた時期があります。私は「七人の侍」と「2001年宇宙の旅」の2本は決まっているのですが、3本目はまだ未定です。その3本目の映画として最有力候補がこの「ラブレター」です。

 
 初めてこの映画を見たときは、感動よりも悔しさの方が大きかったです。こんないい映画を作りやがって、どんな監督だ、こいつは。後に岩井俊二監督が同い年と知り、勝手に自分のライバルと決めつけています。自分で映画を撮るわけではありませんが。
 
 映画は、ふとしたきっかけで見知らぬ人と文通を始めた主人公中山美穂が、手紙を書いていくことで「失われた時を求めて」いきます。一つのエピソードの中で、さりげなくこのCMが使われていて、重要な伏線となっています。このCMである必然性は全くなく、知らない人にとってはただの女の子で終わってしまいます。それでも伏線としての効果は十分にありますが。岩井監督のこのCMに対するオマージュではないかと思っています。
 
 本屋で「眩暈」を見つけ、斉藤とも子を思い出し、宮崎美子から「ラブレター」を連想、「失われた時を求めて」いますが、なかなか肝心の勉強が始まりません。

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mips

 宮崎美子さん、中山美穂さんと私のツボを突いた記事であります。

 宮崎さんについては小生の拙ブログでもたまに話題にしているのでご承知おきのことと思います。ほんとはもっと書きたいのですが、大学時代の友達の年賀状に「ブログ読んでるよ」と書かれてからは、極力学問的話題?を書くように努めております。

 中山美穂さんは、昔大ファンだったアイドル。いや、今でもファンと言うべきでしょう。彼女のコンサートに参加するため、北は北海道から南は鹿児島まで追いかけたものです。今でも彼女はわたしにとって特別な存在です。

 さて、ラブレター。岩井監督をして「中山美穂に賞を取らせるために撮った。」と言わせ作品。この作品を境に、彼女は女優として大きく花開きました。文句なく、名作です。
by mips (2010-06-15 00:14) 

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