エコを数字で表示する

　前回のブログで書いていたインスタントコーヒーは、１１４と１１７でした。今日スーパーに買い物に行ったら１１４が特売されていました。５１５とは数字一つしか同じではありません。自分の記憶のいい加減さにあきれるばかりです。
　
　今週末、ノアが納車されました。前の車が来月１３年目の車検であるのと、坂道で異常なエンジン音がするので、ついに引退となりました。１年早ければ補助金とかがあったみたいですが、仕方ありません。年度末の決算が近いのと、補助金がなくなって買う人が少ないためか、結構値引きしてくれたので、まあよしとしましょう。
　
　ノアというと若い家族向けという感じがします。自分の年齢を考えるともう少し違った車種のほうが良いのでしょう。多くの荷物を載せたり、時には大勢載せたりでき、かつ車体の幅や長さがそんなに大きくない、そして何よりも値段が安いものと検討したところ、ノアになりました。昔は新車が嬉しくて洗車とかしていましたが、もうそういう年ではありません。車体の色は、一番汚れが目立たないシルバーを選びました。先日妹が、近所の通夜の手伝いに行ったところ、ご遺体を運ぶ車がシルバーのノアだったらしく、もっと違う色にすれば良かったのにと笑われました。
　
　さっそく新車で実家に帰ってきました。高い座席からだとバスを運転しているようです。見晴らしは良いのですが、車幅や前後がまだつかめず、緊張して結構疲れました。走り出しの加速は重く感じますが、走行中の加速は悪くないです。車高が高く、サスペンションがソフトなので、山道はぐらぐらしてちょっと怖い感じです。これも慣れの問題でしょうか。
　
　今のところ、ノアには満足しています。特に気に入っているのがスマートエントリーと瞬間燃費です。スマートエントリーとは、キーを持っているとドアに手を触れるだけで解錠・施錠できるシステムです。これが予想以上に便利です。こんなものいらないと思っていたのですが、使って２日でもうこれ無しなんて考えられなくなっています。雨が降ったり、荷物が多かったりしたらさらにありがたく感じるでしょう。
　
　瞬間燃費については納車まで知りませんでした。納車の時に初めて説明を受けました。こんなもの必要かなと思っていたのですが、この数字に運転が影響されています。おそらくはガソリンの噴出量とタコメーター、速度計から計算していると思われます。現代の電子制御が主となった車では、非常に簡単にできるものだと思います。メーター自体も速度計の右に小さいのがあるだけです。しかし運転しているとこの数字が結構気になります。環境を気にしているわけではないのですが、瞬間燃費が２０ｋｍ／ｌを超えると気分が良いし、一桁だとついアクセルを緩めたくなります。実家への道は、追い越しできない１車線の道が多く、遅い車がいるといつもいらいらしていました。しかし今回は、遅い車がいても、瞬間燃費の値が良いと、まあいいかと寛大な気持ちになりました。
　
　瞬間燃費という数字一つで自分の運転が変わるなんて。心の持ち方・考え方で物事が違って見えてくるものなのですね。