オブジェクト指向に挑戦 [日記]
はじめてプログラムはBASICでした。大学に入学した時、大学生協にPC8001が展示されていました。自由にいじれるようになっていたため、友人達と雑誌に載っているような簡単なゲームを入れて遊んでいました。ちょっと改造とかしているうちに、なんとなくBASICが分かるようになりました。
その後授業でFORTRANを習いました。基本的な考え方はBASICと変わりませんでした。ただ、大学のコンピューターがとても古いもので、カード型のものでとても不便でした。机型のタイプライターのようなもので、文字を入力するとカードに孔があきます。一文字でも失敗するとそのカードはやり直しです。自分のプログラムしたカードと、計算機センターに置いてある制御用のカードを重ねてコンピューターに読み込ませ、しばらくするとプリンターに結果がプリントアウトされます。プリントアウトされた用紙をみてプログラムを修正していました。”;”と”:”の違いでもプログラムが動かず、プリントアウトされて初めてミスに気がつきます。その行のカードは破棄し、新しいカードでパンチしなければなりません。なんとも非効率なものでした。当時でもとても古い型だったようで、私たちが卒業するとすぐに端末型の新しいものに変更されたようです。
社会人になってからやっと自分のパソコンを持てるようになりました。当時はPC98シリーズが全盛でしたが、表示の美しさに惹かれてSHARPのX68000というマイナーなパソコンを選びました。XCというCコンパイラを買ってきて、カーニハン&リッチのプログラミング言語Cを読みながらプログラムを作って遊んでいました。
BASICもFORTRANもCも基本は手続き型言語で、特に違和感を感じないで入っていけました。作っているプログラムもコンソールに表示させるだけでしたのでCで全然問題ありませんでした。しかしパソコンの性能が良くなり、グラフィックスを表示させたいとか考えるようになると、Cではとても大変でした。あまりの大変さにあきらめていました。
その後、本屋でみるとC++とかJAVAとかオブジェクト指向言語というのが主流になってきました。何冊か見てみたのですが、どうもオブジェクト指向というのがしっくりしません。ま、自分が年を取って昔のように新しいことが簡単には身につかなくなったのもあると思いますが。
今年の正月休みに読もうと購入し、結局放置していた矢沢久雄「C++クラスと継承」技術評論社を取り出して読み始めました。「第6章まで完了したら、オブジェクト指向プログラマとしてゴールに到達」などと書かれているため、頑張って短期間で6章までを読みました。内容はこの手の本としてはわかりやすくまとまっていると思います。クラスと継承についても自分なりに整理できたと思います。
しかしまだ、オブジェクト指向プログラミングについてしっくりしません。やはり自分で大きなプログラムを書いてみないことにはそのありがたみが分からないのでしょう。なんとか時間を作ってプログラム作りを楽しみたいと思います。
その後授業でFORTRANを習いました。基本的な考え方はBASICと変わりませんでした。ただ、大学のコンピューターがとても古いもので、カード型のものでとても不便でした。机型のタイプライターのようなもので、文字を入力するとカードに孔があきます。一文字でも失敗するとそのカードはやり直しです。自分のプログラムしたカードと、計算機センターに置いてある制御用のカードを重ねてコンピューターに読み込ませ、しばらくするとプリンターに結果がプリントアウトされます。プリントアウトされた用紙をみてプログラムを修正していました。”;”と”:”の違いでもプログラムが動かず、プリントアウトされて初めてミスに気がつきます。その行のカードは破棄し、新しいカードでパンチしなければなりません。なんとも非効率なものでした。当時でもとても古い型だったようで、私たちが卒業するとすぐに端末型の新しいものに変更されたようです。
社会人になってからやっと自分のパソコンを持てるようになりました。当時はPC98シリーズが全盛でしたが、表示の美しさに惹かれてSHARPのX68000というマイナーなパソコンを選びました。XCというCコンパイラを買ってきて、カーニハン&リッチのプログラミング言語Cを読みながらプログラムを作って遊んでいました。
BASICもFORTRANもCも基本は手続き型言語で、特に違和感を感じないで入っていけました。作っているプログラムもコンソールに表示させるだけでしたのでCで全然問題ありませんでした。しかしパソコンの性能が良くなり、グラフィックスを表示させたいとか考えるようになると、Cではとても大変でした。あまりの大変さにあきらめていました。
その後、本屋でみるとC++とかJAVAとかオブジェクト指向言語というのが主流になってきました。何冊か見てみたのですが、どうもオブジェクト指向というのがしっくりしません。ま、自分が年を取って昔のように新しいことが簡単には身につかなくなったのもあると思いますが。
今年の正月休みに読もうと購入し、結局放置していた矢沢久雄「C++クラスと継承」技術評論社を取り出して読み始めました。「第6章まで完了したら、オブジェクト指向プログラマとしてゴールに到達」などと書かれているため、頑張って短期間で6章までを読みました。内容はこの手の本としてはわかりやすくまとまっていると思います。クラスと継承についても自分なりに整理できたと思います。
しかしまだ、オブジェクト指向プログラミングについてしっくりしません。やはり自分で大きなプログラムを書いてみないことにはそのありがたみが分からないのでしょう。なんとか時間を作ってプログラム作りを楽しみたいと思います。
C++クラスと継承完全制覇 (標準プログラマーズライブラリ)
- 作者: 矢沢 久雄
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
2011-04-12 06:50
nice!(0)
コメント(1)
トラックバック(0)
お久しぶりでございます。
勉強が捗っていない(苦笑)mips です。
やはり私達の世代は同じような手順でプログラミング言語を学んだのですね。わたしは FORTRAN を独学で学んでから BASIC でしたが。FORTRAN と言っても当時は手軽に実行できる環境はなく本で文法を学んだだけでした。
その後、授業でFORTRANを学んだ時も、課題のプログラムを先生に提出し、次回の授業でその実行結果を先生が持ってくるという今では考えられないようなものでした。ある授業ではFORTRANを勉強し、別の授業ではBASICを学ぶという非効率的なこともやっていましたね。
ちなみに、X68000私も使っていました。当時は化け物みたいなパソコンと思ったものでした。私が持っていたのはHDが内蔵されておらず、後から40MB(40GBに非ず)のHDを15万円ほどで買ったのを覚えています。今は500GBのポータブル外付けが1万円でおつりが来る値段で買えることを思うと、ほんとうに隔世の感があります。
追伸 私もオブジェクト指向はさっぱり分かりません。
by mips (2011-04-12 21:56)