意外と不便

　台風による雨もなんとか峠を越えたようです。電車も動いているようで、無事出張ができそうです。
　
　荷造りをしていたとき、ちょっと見たいテキストファイルがあったのを思い出しました。今回は重いパソコンは持って行かず、iPadだけで済ますつもりです。iPadへテキストを入れようとしたのですがうまくいきません。標準アプリでメモというのがあるのですが、そとからはファイルが入れられないようです。テキストも編集するつもりはなく、見られればいい程度の物です。必須のファイルではなく、何かの時にちょっと参考にできれば良いものです。わざわざ有料アプリを買うのももったいないので、無料アプリを探してみました。
　
　「Plain Text」というのがあり、入れてみました。どうも日本語に対応していないようで、表示させると文字化けしてしまいます。読むだけなので、「TEXTPlayer」を入れてみたのですが、iPhone向けのアプリで、iPadでは画面の中心に小さく表示されるだけです。
　
　最終的には「TXT Reader」というのを使うことにしました。iPhone用で小さく表示されてしまうのですが、端の方に大きく表示させるボタンがでて、無理矢理拡大表示してくれます。「Plain Text」でも出ていたのでしょうが気がつきませんでした。表示は汚いですが、読むのには不自由しなそうです。
　
　それから気になったのが、ファイル操作です。パソコンを使っていると、そのファイル形式に対応していれば基本的にはどのアプリケーションからも操作できます。しかしiPadではアプリケーション毎にファイルを持つようです。PDFが読めるアプリでiBookというのとBookmanというのを使っています。iBookアプリで読むPDFファイルはBookmanアプリで読むPDFファイルを読むことができないのです。逆でも同じで、BookmanアプリのPDFはiBookアプリでは読めません。
　
　単純なテキストファイルの読み書きができなかったり、アプリケーション毎にファイルを持たないといけなかったり、かなりパソコン文化に染まっていると戸惑うことが多いです。パラダイム転換が必要です。単純に自分が無知なだけかもしれませんが。
　
　まだSoftBAnk Wi-Fiスポットの設定をやっていないため、家の外ではiPadはネットに繋がりません。ホテルもネットのないホテルです。しばらくネットの無い生活へと旅立ちます。では、行ってきます。